先物・オプション取引ルールをご案内します。取引に関する詳細情報を記載しておりますので、各項目をお読みの上、お取引を行ってください。ご不明な点などございましたらお気軽にGMOクリック証券コールセンターまでお問い合わせください。
1.取引概要
株価指数先物取引 | 株価指数オプション取引 | ||
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取扱銘柄 | 日経225先物(買建・売建) | ミニ日経225先物(買建・売建) | 日経225オプション(コール・プット、売建・買建) |
1単位の取引価額 | 日経225先物×1,000 | ミニ日経225先物×100 | 日経225オプション価格(プレミアム)×1,000 |
取引手数料(税込) | 1枚につき 220円 | 1枚につき 37円 | 売買代金の0.152%(最低手数料214円) |
総建玉の上限 | 買建玉・売建玉それぞれ200枚まで | 買建玉・売建玉それぞれ2,000枚まで | 買建玉:上限なし 売建玉:プット・コールそれぞれ5枚まで |
1回あたりの発注上限 | 買建玉・売建玉それぞれ200枚まで | 買建玉・売建玉それぞれ2,000枚まで | 買建玉:5,000枚まで 売建玉:プット・コールそれぞれ5枚まで |
注文の種類 | 成行、指値、逆指値 | 指値、逆指値 | |
執行区分 | なし、FAK、FOK、引け | なし、引け | |
取引ツール | PC会員ページ | PC会員ページ | |
注文受付時間 | 日中取引:7:15〜15:15、19:00〜翌6:00 | ||
取引時間 | 日中取引:8:45〜15:15 | ||
最低必要証拠金 | 0円 | ||
必要委託証拠金 | 「12.証拠金」参照 | ||
証拠金所要額 |
2.口座開設条件
先物・オプション取引はサービス終了予定のため新規口座開設申込は受付しておりません。
- ※お客様の建玉がなくなり次第、証券取引口座へ証拠金の振替を行い、先物OP取引口座の閉鎖を順次実施いたします。
3.完全前受制
当社では「完全前受制度」を採用しています。
4.取扱銘柄
日経225先物取引・ミニ日経225先物取引 買建および売建
日経225オプション 買建および売建
5.注文方法
取引 |
先物・オプション取引はサービス終了予定のため新規口座開設申込は受付しておりません。 |
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指数 | 選択した指数が表示されます。 |
限月 | 選択した限月が表示されます。 |
取引数量 | 注文数量を入力してください。 |
逆指値条件 | 逆指値注文の時は、注文が発動される条件と、発注される注文の種類(価格)を選択(入力)してください。 |
注文の種類 | 成行、指値、逆指値
|
有効期限 | 有効期限には「当日」、「週末」、「指定」があります。 「指定」とは日付指定のことで30日後までの日付を選択することができます。 ただし、祝日営業日を指定することはできません。 有効期限を過ぎた注文は自動的に失効されます。 |
執行区分 | FAK、FOK、引け |
注文の種類・受付時間帯によっては選択できない執行区分があります。
詳しくはこちらをご覧ください
先物取引の板寄せ直前における注文取消等は原則禁止です。
- ■市場が注文の訂正・取消を受け付けない時間帯(ノンキャンセル・ピリオド:NCP)
- 日経225先物取引、ミニ日経225先物取引においては、板寄せ直前における注文の訂正・取消は行えません。
- 〈日中立会〉
オープニング・オークション(8:44〜8:45)
- ■板寄せ直前における注文の取消等の一部禁止に係る規制措置の取扱い
-
- 対象商品
日経225先物取引、ミニ日経225先物取引
- 対象時間帯
〈日中立会〉
クロージング・オークション(15:14〜15:15) - 原則禁止される行為
次の①又は②を満たす行為
①予想対当値段よりも低い値段の売注文又は高い値段の買注文(売り・買いとも予想対当値段の注文を含む。)の取消及び予想対当値段よりも低い値段から高い値段に劣後する売注文の訂正又は高い値段から低い値段に劣後する買注文の訂正について、下表に定める数量以上の訂正・取消。 - 数量
日経225先物取引:250単位以上
ミニ日経225先物取引:500単位以上
②①で定める数量未満の訂正・取消のうち、取消倍率(訂正・取消注文数量/約定数量)が3倍以上となる注文の訂正・取消
- ※取消倍率等の計算上の留意点
- 板寄せごと及び売り買いごとに計算
- 特定の銘柄において、一度の板寄せで複数回の訂正・取消が行われた場合や、売り・買い両サイドで注文の訂正・取消が行われた場合には、最も高い取消倍率を採用
- 約定数量が0の場合は、取消倍率を3倍として計算
- ※上記に該当しない注文の訂正・取消等が、不公正取引に一切該当しないというわけではありません。
- ※当該禁止される行為に関わらず、公正な価格形成を阻害するおそれのある注文の訂正・取消、あるいは本規制措置の潜脱を目的とするクロス取引(実質的にこれに類するとみなされる行為を含む。)が確認された場合には、当社からお客様に対して注意喚起・聞き取り調査・お取引の制限等を実施させていただく場合があります。 このようなクロス取引は法令上の不公正取引禁止規定の構成要件に該当する可能性がありますのでご留意ください。
- 対象商品
取引 |
先物・オプション取引はサービス終了予定のため新規口座開設申込は受付しておりません。 |
---|---|
指数 | 「日経225オプション」が表示されます。 |
限月P/C | 選択した限月、コールまたはプットが表示されます。 |
行使価格 | 選択した行使価格が表示されます。 |
取引数量 | 注文数量を入力してください。 |
注文の種類 |
指値、逆指値
|
有効期限 | 有効期限には「当日」、「週末」、「指定」があります。 「指定」とは日付指定のことで30日後までの日付を選択することができます。 ただし、祝日営業日を指定することはできません。 有効期限を過ぎた注文は自動的に失効されます。 |
執行区分 | 引け |
注文の種類・受付時間帯によっては選択できない執行区分があります。
詳しくはこちらをご覧ください
先物・オプション取引の注文につきましては下記もご確認ください。
6.営業日
原則、土曜日、日曜日、国民の祝日・休日、12月31日から1月3日までを除く日です。
7.取引時間
日中取引:8:45〜15:15
(プレ・オープニング 日中取引:8:00〜8:45)
(プレ・クロージング 日中取引:15:10〜15:15)
- プレ・オープニング、プレクロージング中は注文のみを受け付けてマッチングを行いません。
- プレ・オープニング、プレクロージング終了後、板寄せ方式によるマッチングが行われます。
8.注文受付時間、取引経路
当社のホームページは原則として24時間アクセス可能です。
但し、メンテナンス時間中については、会員ページへのログインが出来ない、又は取引注文の受付が出来ない場合があります。
日中取引の注文受付時間は7:15〜15:15となっております。
なお、お電話での注文受付はおこなっておりません。
- 各限月の最終取引は、SQ日の前営業日の日中取引となります。
9.注文の失効
「週末」、「指定」の注文で、価格の変動等により買付余力がなくなった場合、約定前の注文は自動的に失効となります。
- 金融商品取引所による取引規制
金融商品取引所が取引に異常があると認める場合又はそのおそれがあると認める場合には、次のような規制措置が取られることがあります。
- 1制限値幅の縮小
- 2証拠金の差入日時の繰上げ
- 3証拠金額の引上げ
- 4取引代金の決済日前における預託受入れ
- 5先物取引の制限又は禁止
- 6建玉制限
- 当社規制による取引規制
当社独自の判断により、個別の規制を行うことがあります。
- 注文件数
1日の注文件数は、新規決済にかかわらず最大で5,000件までとなります。(注文数は現物取引、信用取引、先物オプション取引・外債の注文数を合算します。)
注文件数が5,000件を超えると、注文は受注されません。
10.取引単位
日経225先物取引 | 日経225先物×1,000 |
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ミニ日経225先物取引 | ミニ日経225先物×100 |
日経225オプション | 日経225オプション価格(プレミアム)×1,000 |
11.総建玉の上限
日経225先物取引 | 買建玉・売建玉それぞれ200枚まで |
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ミニ日経225先物取引 | 買建玉・売建玉それぞれ2,000枚まで |
日経225オプション | 買建玉:上限なし 売建玉:プット・コールそれぞれ5枚まで |
- ※1回あたりの発注上限は、上記の総建玉の上限の範囲内で可能です。ただし、日経225オプション買建玉の1回あたりの発注上限は5,000枚です。
12.証拠金
- 証拠金所要額
証拠金所要額とは、お客様の建玉を維持するのに必要な証拠金の額です。証拠金所要額は次の計算式により計算されます。
証拠金所要額=VaR方式想定損失相当額−ネットオプション価値の総額
ただし、ネットオプション価値の総額がVaR方式想定損失想定額を上回る場合(証拠金所要額が0を下回る場合)には、証拠金所要額は0とします。- ※2023年11月6日(月)以降、余力確認画面等の証拠金所要額、証拠金余力は非表示となります。
- ※リアルタイムで証拠金所要額・証拠金余力はご確認いただけませんので、あらかじめご了承ください。
- VaR方式想定損失相当額
- 各取引日の終了時点における建玉について、ヒストリカルデータから各銘柄の正味現在価値の変動額を算出し、想定損失が99%カバーできる水準の証拠金。
- ネットオプション価値の総額
- 買いオプション価値の総額−売りオプション価値の総額
13.値洗い
値洗い(ねあらい)とは、建玉を毎営業日(祝日を除く)の清算指数(日本証券クリアリング機構発表の清算指数)で評価替えをし、その評価差損益を授受することです。
当社の場合、現在の口座の含み益・含み損を計算し、評価損益を算出することにより、追証の必要があるかどうかを判断しています。
14.追加証拠金
お客様の受入証拠金の額は、毎営業日(祝日を除く)引け後に値洗いします。お客様の受入証拠金額が証拠金所要額を下回った場合、追加証拠金(追証)として証拠金所要額回復相当額を先物・オプション取引口座にご入金していただく必要があります。
- ※追加保証金は現金のご入金でのみ解消いたします。現金でのご入金ができない場合は、期限までに全建玉を決済してください。
- 追加証拠金発生時のご連絡は、会員ページの「お知らせ」により行います。原則として電話によるご連絡は致しませんのでご了承ください。
- 他口座(証券・FX・CFD等)に余力がある場合は、証券取引口座からの振替手続きのみで入金は完了します。
- 金融機関等から入金された現金は直接先物・オプション取引口座に反映されません。証券取引口座より振替手続きをお願いします。当該振替手続きが行われていない場合、先物・オプション取引口座に入金されたことになりませんのでご注意ください。
- お客様の証券口座において追加保証金が発生している等の理由により証券口座からの振替余力がマイナスとなっている場合、当該証券口座への入金が優先されます。その場合、先に証券取引口座の余力を回復した後でなければ、先物・オプション口座への振替手続きができませんのご注意ください。
- 追加証拠金の入金がない場合で、証券口座に余力がある時は、当社の任意で現金の振替を行います。
- 本ご注意は、次の「14.不足金」の場合にも適用されます。
- 【追証の期日】
- 追証発生日の翌営業日(祝日を除く)の15時まで
- 【追証の期日を超過した場合】
- 原則として追証発生日の翌営業日(祝日を除く)の寄付時に、お客様の先物・オプション取引口座の建玉のすべてを強制決済させていただきます。
- ※強制決済は対象となるお客様に対し順次決済注文を執行するため、寄付までの注文を保証できるものではございません。
- ※強制決済は、当社の任意処分権に基づいて行うものであり、FX等のロスカットとは違いお客様の損失を限定するために行うものではございません。
強制決済を行った際の手数料は、次の通りとなります(すべて税込)。
日経225先物:取引金額に対して0.011%(最低手数料なし)
ミニ日経225先物:取引金額に対して0.011%(最低手数料なし)
オプション:約定代金の0.66%(最低手数料330円)
15.不足金
建玉の返済による損金相当額がお客様の先物・オプション口座にない場合、不足金が発生し、当該決済の受渡日までにご入金をしていただく必要があります。受渡日までに不足金の入金がない場合、当社の任意によりお客様の株式口座にある現金の振替手続きを行います。お客様の株式口座に不足金を充当するのに十分な余力がない場合、お客様の先物・オプション取引口座にあるすべての建玉の強制決済を行います(強制決済手数料は追証の期日超過の時と同様)。それでも不足金が解消されない場合は、不足金の解消に必要な範囲内で、次の順序によりお客様の建玉、若しくは保有株を強制決済させていただきます。
- 1信用取引による建玉
- 2現物取引による保有株式
上記1.2.ともに、強制決済手数料は約定代金に1.10%(税込)を乗じた金額(最低手数料:11,000円)となります。但し、約定代金が22,000円を下回った場合、約定代金の50%(税込)が手数料となります。
- ※不足金が解消されない場合の他商品の建玉等の取扱いについてはこちらをご覧ください。
16.受渡日
日経225先物取引、ミニ日経225先物取引及び日経225オプション取引の受渡日は、日中取引の場合、決済を行った日の翌営業日(祝日を除く)です。
17.決済
- 【日経225先物取引、ミニ日経225先物取引】
- 下記の2つの決済方法があります。
- 1反対売買による決済
取引最終日までに、買建の場合には転売、売建の場合には買戻しをすることにより決済する方法です。
- 2特別清算指数(SQ)による決済
最終取引日までに決済されなかった建玉は、最終取引日の翌営業日に算出される特別清算指数(SQ)により決済が行われます。SQとは、取引最終日の翌日の株価指数対象各銘柄の始値に基づいて算出する特別な指数のことです。
- 売建玉の場合:決済代金=(建単価−SQ値)×建数量×乗数−(手数料+消費税)
- 買建玉の場合:決済代金=(SQ値−建単価)×建数量×乗数−(手数料+消費税)
- 日経225先物取引の乗数は1,000、ミニ日経225先物取引の乗数は100となります。
- 1反対売買による決済
- 【日経225オプション取引】
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- 1反対売買による決済
取引最終日までに行われる決済方法で、買方は転売、売方は買戻しにより取引代金を授受することで清算を行います。
- 2権利行使と権利放棄
取引最終日までに反対売買されなかった建玉は、取引最終日の翌日において自動的に権利行使あるいは権利放棄されます。建玉の権利行使もしくは権利放棄は、SQ値と権利行使価格の以下の大小の関係によって決まります。
- アットザマネー(SQ値=権利行使価格)の場合
オプションは自動消滅します。
【ご注意】
オプションの自動権利消滅には手数料(税込)はかかりません。 - アウトオブザマネー(コールではSQ値<権利行使価格、プットではSQ値>権利行使価格)の場合
オプションは自動消滅します。
【ご注意】
オプションの自動権利消滅には手数料(税込)はかかりません。 - インザマネー(コールではSQ値>権利行使価格、プットではSQ値<権利行使価格)の場合
オプションの建玉は自動行使されます。
買方の場合 SQ値と権利行使価格との差額に相当する値から手数料を差引いた金額が受取代金となります。
コールオプション
(SQ値−買建玉の権利行使価格)×数量×1,000−(手数料+消費税)=受取代金
プットオプション
(買建玉の権利行使価格−SQ値)×数量×1,000−(手数料+消費税)=受取代金
【ご注意】
権利行使による決済で手数料(税込)により決済がマイナスとなる場合、当該マイナス分の請求は行いません。売方の場合 SQ値と権利行使価格との差額に相当する値に税込手数料を加えた金額をお支払いいただくことになります。オプション取引における権利行使が行われた場合には、売建玉を有するお客様に割当てます。
コールオプション
(SQ値−売建玉の権利行使価格)×数量×1,000+(手数料+消費税)=お支払い代金
プットオプション
(売建玉の権利行使価格−SQ値)×数量×1,000+(手数料+消費税)=お支払い代金 - アットザマネー(SQ値=権利行使価格)の場合
- 1反対売買による決済
18.税金
- 【課税方法】
- 申告分離課税
- 【損益通算】
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市場デリバティブ取引(先物・オプション取引、くりっく365取引等)及び店頭デリバティブ取引(FXネオ取引等)の課税方法が一律申告分離課税のため、相互に売買損益との通算が可能となります。
- ※現物取引及び信用取引の譲渡差損益と損益を通算することはできませんのでご注意ください。
- 【損失の繰越】
- 平成16年以降の決済により生じた損失の額のうち、その年に控除しきれない金額については、翌年以降3年間にわたり、繰越控除できます。
取引ルールの変更履歴は下記よりご参照ください。