先物取引とは
- 先物取引とは
- 注文方法について
- オプション取引とは
- 証拠金制度について
- SQ(特別清算指数)とは
- 権利行使と決済
- 限月・期近・期先について
- サーキット・ブレーカー制度
- 執行区分について
- 追加証拠金(追証)について
- 即時約定可能値幅制度(DCB値幅制度)
先物取引とは、「特定の商品」を、「予め決められた日(期日)」に、「予め取り決めた価格」で受渡しすることを「契約」する取引です。
この契約により、期日に買方は売方に代金を支払い、逆に売方は買方へ商品を引渡す義務を負うことになります。ただし、期日まで待たずに、途中で「反対売買」を行うことで、契約を解消することも可能です。
株価指数先物取引は、「日経平均株価」などの抽象的な数値を対象商品としているため、現物の受渡しはできません。したがって、決済はすべて差金の授受により行われます。これを差金決済といいます。

1)現在よりも日経225が上がると予想した場合、日経225先物を買う
18,250円で買って18,500円で売った場合
→ (18,500−18,250)×1000(倍率)=250,000円 ⇒ 実質250,000円の利益
2)現在よりも日経225が下がると予想した場合、日経225先物を売る
18,250円で売って18,000円で買った場合
→ (18,250−18,000)×1000(倍率)=250,000円 ⇒ 実質250,000円の利益