先物取引とは

予備知識

先物取引とは、「特定の商品」を、「予め決められた日(期日)」に、「予め取り決めた価格」で受渡しすることを「契約」する取引です。
この契約により、期日に買方は売方に代金を支払い、逆に売方は買方へ商品を引渡す義務を負うことになります。ただし、期日まで待たずに、途中で「反対売買」を行うことで、契約を解消することも可能です。
株価指数先物取引は、「日経平均株価」などの抽象的な数値を対象商品としているため、現物の受渡しはできません。したがって、決済はすべて差金の授受により行われます。これを差金決済といいます。

日経225先物を取引する場合の説明図
  1. 1現在よりも日経225が上がると予想した場合、日経225先物を買う

    18,250円で買って18,500円で売った場合
    → (18,500-18,250)×1000(倍率)=250,000円 ⇒ 実質250,000円の利益

  2. 2現在よりも日経225が下がると予想した場合、日経225先物を売る

    18,250円で売って18,000円で買った場合
    → (18,250-18,000)×1000(倍率)=250,000円 ⇒ 実質250,000円の利益