株式先物取引、株価指数オプション取引は、決済の履行確保のため、お客様が証券会社に「証拠金」という「担保」を預けることにより取引を行います。このような取引を「証拠金取引」といいます。「証拠金取引」では小額の資金で大きな金額の取引を行うことができます。
現在、証拠金所要額の計算には、VaR方式が採用されています。
VaR方式とは、Value at Risk方式の略であり、特定のポジションを一定期間保有すると仮定した場合において、将来の価格変動により一定の確率の範囲内で予想される損失をカバーする額(想定損失相当額)を計算する方法です。
先物オプション取引においては、過去5年(1,250日)におけるヒストリカルシナリオ(過去の値動き)に加え、過去の大変動(ストレスシナリオ)も考慮し、想定損失を99%カバーできる水準を証拠金としています。