注文方法

予備知識

注文の種類 注文の内容
成行注文 価格を指定せずに発注し、最良気配値と順次約定する注文。未約定数量は失効します。(注文板には残りません)
指値 価格を指定して発注し、指定した価格又はそれより有利な価格で約定する注文。
逆指値 発注時に指定した逆指値条件を満たしたときに、発注時に指定していた条件で板登録される注文。
  • 注文種類の変更はできません。注文の種類を変更する場合は、注文を取り消し後、新たに発注し直してください。

注文時間による注文可能種類

○…選択可能、×…選択不可能
先物取引 注文タイプ 指値
(注文の種類)
執行区分 有効期限
なし FAK FOK 引け 当日 週末・指定
板寄せ前の注文受付時間帯
(ザラバ以外の注文受付時間)
通常 成行 × × ×
指値 × ×
逆指値※ 成行 × × × ×
指値 × × ×
ザラバ
(8:45~15:10、16:30~5:55)
通常 成行 × ×
指値 × ×
逆指値※ 成行 × × ×
指値 × × ×
オプション取引 注文タイプ 指値
(注文の種類)
執行区分 有効期限
なし FAK FOK 引け 当日 週末・指定
注文受付時間(全日) 通常 指値 × ×
逆指値 指値 × × ×

成行注文

成行注文とは、価格を指定せずに発注し、最良気配値と順次約定する注文です。未約定数量は失効します。(注文板には残りません)

注文タイプ 通常 逆指値
選択可能な執行区分 FAK、FOK、引け FAK、FOK
選択可能な有効期限 当日
成行注文の例

指値注文

価格を指定して発注し、指定した価格又はそれより有利な価格で約定する注文です。
指値価格の変更は可能ですが、他の注文種類への変更訂正はできません。注文種類の変更訂正する場合は、注文を取り消し後、新たに発注し直してください。

注文タイプ 通常 逆指値
選択可能な執行区分 なし 引け なし
選択可能な有効期限 当日、週末、指定 当日 当日、週末、指定
指値注文の例

逆指値

発注時に指定した逆指値条件を満たしたときに、発注時に指定していた条件で板登録される注文。
逆指値条件は、現在値、最良買気配、最良売気配の中から発動する条件を指定します。
条件を満たした後に発動する注文は、成行、指値の中から選択できます。

注文タイプ 逆指値
条件を満たした後に発動する注文 成行 指値
選択可能な執行区分 FAK、FOK なし
選択可能な有効期限 当日 当日、週末、指定
逆指値の例

「逆指値」の活用方法

リスクコントロール

日経225先物を17,000円で新規買いをして、200円以上価格が下がったら、それ以上の損失を広げない為に損切りをしたい時。

「逆指値」の活用方法(リスクコントロール)

この場合は16,800円で「決済売りの逆指値注文」をすることで、それ以上に日経平均の相場が値下がりしても損失の拡大は200円でストップ。

利益確保

日経225先物の価格が17,000円の時に、16,500円で既に新規買いをして500円の含み益があるものの、知らない間に値段が下がってしまうのは不安だが、今決済するのも…とお悩みの時。

「逆指値」の活用方法(利益確保)

この場合、16,800円で「決済売りの逆指値注文」をする事で、たとえ値段が下がったとしても300円の利益は確保。

【ご注意】

成行注文の場合、相場の急激な変動などにより、逆指値条件を満たして発注された注文が、思いがけない価格で約定するリスクがございます。