2020年2月末以降、GMOクリック証券では、株と合わせて、CFDを取引する人が増加しました。

※GMOクリック証券で行われた取引の内、同じ月の間に株(現物または信用)とCFDの両方を取引した人数の倍率(2015年1月の人数を基準とする)
CFDとは?
CFDはContract for difference の略で、「差金決済取引」です。
つまり、決済時に損益部分のみを受け渡す取引を意味します。
概念だけでは分かりにくい箇所もあると思いますので、株の現物取引と比較しながらご紹介します。


CFDの場合、20,000円の時に新規で買い建てたとして、21,000円の時に決済すれば、利益は(21,000円-20,000円)×1(建玉数)×10(取引単位)=10,000円に、逆に19,000円の時に決済すれば、損失が10,000円となります。
このとき行われる金銭の授受は、売買価格の差に相当する10,000円のみです。
これが時価2万円の現物株1単元(100株)を買った場合だったとすると、20,000×100=2,000,000円を支払い、2,100,000円または1,900,000円を受け取ることになります。
それでは、ここにどんな違いがあるのでしょうか。
キーワードは「証拠金」です。
証拠金って何?
CFDでは、お取引されたい金額のすべてをご用意いただく必要はなく、その一部を担保として証券会社にお預けになることでお取引いただけます。その際、お預けになるお金を指して「証拠金」と呼びます。
この証拠金により、上記取引例だと、株の現物取引では2,000,000円全額をご用意いただく必要があるのに対し、CFDでは、1/10の200,000円でお取引いただけます(GMOクリック証券の株価指数CFDの場合)。なお、お取引の際、ご用意いただく証拠金の額(必要最低証拠金額)は銘柄によって異なります。
ご用意いただく金額が少なくて済むため、あまりに金額が大きいとお取引に悩んでしまう方には、この証拠金を活用したお取引も選択肢の一つです。
また、CFDのメリットは、証拠金を活用し、少ない金額からお取引いただけることだけではありません。
CFDはあなたの投資チャンスを大きく増やしてくれるのです。
CFDが増やす3つの投資チャンス
1時間的チャンス:ほぼ24時間
東京証券取引所は前場後場合わせて5時間。15時で閉じます。
一方、CFDは最長で月曜日~金曜日の午前8:00~翌午前7:00まで、つまりほぼ24時間取引できます(米国夏時間の間は午前7:00~翌午前6:00。取引時間は銘柄によっても異なります)。取引できる時間は株の4.6倍となります。
寝起きすぐのニュースで、仕事終わりの満員電車でSNSを見ながら、トイレ休憩に立った時のスマホで、ふとした瞬間目にした世界中のニュースから、即座に投資チャンスをつかむため行動できるようになります。

2値下がりチャンス:売りから
CFDは、株の現物取引のように、買ったものを売るだけではなく、売り注文から入り、それに買い注文をだすことで決済する、ということもできます。
仮に20,000円で売り、19,000円で買えば、1,000円の利益となります。つまり、値が下がると予測した場合にもチャンスが生まれることになります。
株の現物取引では、値が上がると予測した場合の"買い"しか選択肢がないため、新たに"売りから"という選択肢が増えることになります。これにより、値下がりを予測した場合に得られていたはずのチャンスをカバーできることになります。

3銘柄チャンス:世界中の色々な
CFDでは「日本225」、「米国30」といった株価指数CFDや「原油」や「金」といった商品CFDなど、世界中の様々な資産に投資することができます。
選択肢が多すぎると迷ってしまう、という方向けに、当社で人気の4銘柄は以下になります。
気になった銘柄はございましたか?
他にも取り扱い銘柄は様々ございます。ご存じの銘柄がどれだけあるか、探してみてください。
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- 日本225
- 米国30
- 上海A50
- 香港H
- ドイツ40
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- WTI原油
- 金スポット
- 銀スポット
- 天然ガス
- 大豆
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- 米国VIブルETF
- 金ブル2倍ETF
- グローバル不動産ETF
- オーストラリア株価指数ETF
- ベトナムETF
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- テスラ
- NVIDIA
- コインベース
- マイクロソフト
- Meta Platforms
※米国株、中国株2023年7月
このように、CFDは株の投資家にとって、大きくチャンスを広げてくれるものです。
一方で、CFDも意図しない相場の変動が起こりえることにご注意ください。また、お預けになった証拠金額を上回る損失となる場合もございますので、資金に余裕のある範囲内でお取引ください。
ここまで、CFDがもたらす3つのチャンスについて説明してきましたが、とはいえ、実際に取引するかどうかは、取引手数料によると考える方も少なくないのではないでしょうか。できる限りコストは抑えたいというのが人情というものです。
それでは取引手数料も見ていきましょう。
取引手数料は無料
取引手数料は無料です。
なお、お取引の際はスプレッドがかかります。スプレッドとは買い注文のレートと売り注文のレートの差のことです。スプレッドは固定されたものではなく、市場の急変時、市場の流動性が低下している場合など、変動する場合があります。

さらに、実際の取引条件と同じ環境をお試しいただけるデモ取引や、疑問点・ご不明点等に24時間無料サポートなど、お客様のご不安に対して万全の体制を整えています。
万全のサポート体制
無料でお試し、デモ取引
手厚いサポート
フリーダイヤル(無料)もしくはお問い合わせフォームでサポートいたします。


信託保全
日証金信託銀行と信託契約を締結し、CFD取引の証拠金を信託口座にて分別管理しております。
CFDは選択肢の一つです。