maneo取引【延滞発生に関するご報告】事業者C社

お知らせ

2019年6月28日

平素よりGMOクリック証券をご利用いただき誠にありがとうございます。

この度、maneo株式会社より「不動産担保付きローンファンドGC141号~150号」に関する約定利息の未回収が発生したことについて以下の連絡を受けましたので、お客様にお知らせいたします。


1.融資案件の概要

■ファンド名
不動産担保付きローンファンドGC141号~150号
■案件名
【事業者C社向け】不動産担保付きローンへの投資(第1次~第10次募集)
■貸付実行日
2018年10月30日
■融資金額
95,000,000円
■最終返済日
2019年12月30日
■残高
95,000,000円


本件は、事業者C社から不動産事業者DRに対する不動産担保融資について、「maneo」において事業者C社に対する「不動産担保付きローンファンド」として募集いたしました。


2.経過

事業者C社は2018年10月に不動産事業者DRに対する仕入資金として9,500万円を融資いたしました。「maneo」では9,500万円のファンド募集をし、そのファンド募集資金を事業者C社に融資いたしました。

事業者C社の担当者が5月20日に代表者との面談を行い、案件が長期化している件について聞き取りを行いました。
その中で、損切になる可能性があっても、整理しますとの回答を受けました。
ですが、5月25日に利息の入金の確認が取れず、代表者に連絡を取ったところ、それ以後は音信不通の状態となっております。5月分の利息は近日中に回収が見込めるとの事業者Cの判断により、事業者Cの手元資金から「maneo」に返済をしました。ただ6月末に至るまで不動産事業者DRからの支払いがなされなかったため、今回延滞となったと説明を受けました。

不動産事業者DRは都内でアパート用地を仕入れ、一般投資家へ収益アパートを売却する、いわゆる投資用不動産の売却により収益を得るという事業を行っております。
当初は販売も順調で事業として十分成り立っており、完済実績は2億円以上、その他当社の長期化していた物件を買い取って転売してもらうなどの実績もございました。
本件事業につきましては、不動産事業者DRが販売活動を行っていく中で、購入希望者も複数いたと報告を受けておりました。しかし年明け以降、投資用不動産への融資に対して金融機関が大きく後ろ向きになっている状況が継続しており、購入希望者の資金調達が最終承認での否決などが続き、販売状況も悪化していました。
そのような状況下でも、不動産事業者DRは利息の支払いを続けてきておりましたが、事業継続が難しい状況となり、今回の利息の支払いが困難になったと報告を受けました。

現在は代表者を変更し、事業立て直しに向けて体制を新たにしている途上であり、事業者C社の担当者も新代表とともに回収に向けて活動しています。


3.回収の見込み

内容証明郵便を送付して回収活動を進めるとともに、事業者C以外の債権者からの差押え等のリスクを鑑み、譲渡担保登記により、所有権を事業者Cへ移転し、売却回収の方向で動いております。
投資用不動産の土地ということもあり、投資家を多く抱えている不動産業者へ物件の持ち込みを開始しております。
不動産事業者DRには引き続き、利息の入金の依頼と売却状況の確認を行っております。



4.今後の状況報告について

該当投資家の皆様には、回収状況につきまして、定期的にGMOクリック証券株式会社よりお知らせ等を通じてご報告いたします。

5.その他

該当投資家の皆様の「運用予定表」には7月3日までは「正常」と表示されます。7月4日以降は「期失」と表示されます。
「返済実績一覧」ページの「ローンファンド運用状況」の該当ページも、7月3日までは「運用中」と表示されます。7月4日以降は「期失」と表示されます。

上記「1.融資案件の概要」の10件につきましては、2019年6月28日に債務者からの約定利息の未回収が発生しましたので、7月9日の分配日には、分配は行われません。

投資家の皆様には、ご心配をお掛けし、誠に申し訳ございません。
今後、全力で回収に努め、進捗をご報告いたします。


2019年6月28日
匿名組合契約における営業者 maneo株式会社
匿名組合出資の募集取り扱い GMOクリック証券株式会社(金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第77号)