株価指数バイナリーオプションデモ取引ルールをご案内します。取引に関する情報を記載しておりますので、各項目をお読みの上、お取引を行ってください。ご不明な点などございましたらお気軽にGMOクリック証券コールセンターまでお問い合わせください。
なお、本デモ取引ルールは、2019年4月12日に正式の取引ルールが公開されるまでの限定公開となります。
2019年4月12日以降は正式の取引ルールに準じます、予めご了承ください。
1.株価指数バイナリーオプション取引の概要
株価指数バイナリーオプション取引は、満期時点において当社の株価指数CFDのレートが、一定の価格以上(未満)となることを予測するオプション取引です。
オプションの新規購入だけでなく、売却や再購入が可能なうえ、満期時に予測通りとなった場合は、ペイアウト(1,000円固定)を受け取ることができます。
2.取扱銘柄
銘柄 | 回号 | 呼値 | 取引単位 |
---|---|---|---|
日本225 | 第1回~第9回 1回号3時間(満期2分前に注文受付停止) 2時間おきに次回号がスタート |
1円 | 1枚 |
米国30 |
3.取引手数料
0円
4.口座開設・維持費用
0円
5.オプションタイプ
・ラダーオプション
- ※ヨーロピアンタイプのオプションとなります。
6.取引方法
新規取引は購入、決済取引は売却
- ※新規取引で売却から開始することや、決済取引で購入することはできません。
- ※注文タイプは成行のみです。
7.取引経路
PCブラウザ、スマートフォン等のインターネット接続端末を介し、当社会員ページよりインターネット経由で取引することができます。
電話等、オペレーターによる取引の受諾は、システム障害を含めて一切行いませんのでご了承ください。
8.取引時間
月~金曜日の午前9:00~翌午前4時
各回号の開催時間は以下となっております(銘柄共通)
第1回号 | 9:00~12:00 |
---|---|
第2回号 | 11:00~14:00 |
第3回号 | 13:00~16:00 |
第4回号 | 15:00~18:00 |
第5回号 | 17:00~20:00 |
第6回号 | 19:00~22:00 |
第7回号 | 21:00~24:00 |
第8回号 | 23:00~翌2:00 |
第9回号 | 翌1:00~翌4:00 |
また、回号は以下の図のように連続、重複して開催されます。
ただし、相場変動に影響を与える経済指標等の公表時刻を勘案し、特定の営業日の回号を調整することや、株価指数CFD取引の参照原資産市場の休場や短縮取引、流動性の低下が予想される場合には、回号の開催回数を調整することがあります。
9.各回号の取引時間
3時間
- ※各回号の満期時刻2分前以降は、新規・決済ともに注文受付を停止いたします。
例)9:00~12:00の回号の場合
10.必要証拠金の有無
株価指数バイナリーオプション取引では新規取引は購入のみが可能となっており、取引による最大損失額は購入金額と同額のため、証拠金は必要ではありません。
11.ロスカット
株価指数バイナリーオプション取引では新規取引は購入のみが可能となっており、取引による最大損失額は購入金額と同額のため、ロスカットはありません。
12.取引上限
新規購入
1日あたり10,000枚、1注文あたり200枚です。
- ※売却には上限はありません。
同時保有
お客様にとって適正なリスク量の範囲内となるよう、お客様の顧客属性に応じてグループ分けを行い、グループごとに保有上限枚数を設定しております。お客様ご自身の保有上限枚数は、トレード画面にて確認いただけます。
損失
当社では、定期的にお客様の株価指数バイナリーオプション取引における損失状況のモニタリングを実施しており、その損失額が過度にならないよう、お客様の取引を規制させていただく場合があります。
バイナリーオプションは一取引当たりの損失が限定的であるものの、過度の投機的な取引を行うと、累計の損失が大きくなる可能性もあります。お客様自身の資産などを踏まえ、節度ある取引を心がけていただくようお願いいたします。
13.ペイアウト金額
1枚につき1,000円(固定)
14.権利行使価格の設定方法
価格
権利行使価格は基準となる権利行使価格から上下対称に設定されます。
基準となる権利行使価格は、各回号の注文受付開始1分前の当社の株価指数CFDレートの小数第一位を四捨五入することにより決定されます。
また、何らかの理由により、注文受付予定時刻に権利行使価格を設定できなかった場合、その後権利行使価格が設定され次第、当該回号での注文受付を開始します。なお、権利行使価格が設定されないまま、当該回号の残り時間が2時間未満となった場合、当該回号は中止となります。
値幅・本数
各権利行使価格の値幅・本数は、参照原資産の中長期的な相場変動から、回号開始直後から極端に高いペイアウト倍率とならないよう設定しておりますが、重要経済指標の発表をまたぐ回号や、参照原資産市場の流動性が低下する回号等では他の回号と異なる場合があります。
- ※重要経済指標の発表をまたぐ回号に関しては、原資産のボラティリティが高くなる可能性があり、お客様・当社双方のリスク管理が困難となること等を総合的に判断し、権利行使価格の値幅・本数を設定します。
15.権利行使価格の追加
株価指数バイナリーオプション取引では、回号の最中に権利行使価格が追加されることはありません。
16.提示原資産レート
株価指数バイナリーオプション取引の提示原資産価格は、当社のCFD取引で提示している株価指数CFDの価格と同様の方法で生成した、各銘柄のBIDレートとASKレートの中間値(MIDレート)を採用しています。この株価指数バイナリーオプション取引向けの提示原資産レートは、価格生成のタイミング等が異なることにより、当社の株価指数CFDのレートとの間に差異が発生する場合があります。
なお、当社CFD取引で提示しているレートは、参照原資産市場において取引されている最新のレートを参照し、当社が対お客様向け取引レートとして算出したものです。
17.取引レート
2wayプライス
注文受付時間中は、購入レートとその時点における売却レートを提示しております。
決定方法
取引レートは、オプション取引の理論モデルのひとつである「ブラック・ショールズモデル」に基づいて算出し、そこにリスクプレミアムをスプレッドとして加味した値となります。
同モデルでは、原資産価格、権利行使価格、ボラティリティ(レート変動率)、権利行使期間(取引時間)、短期金利が変数となっており、これらの変化により取引レートも変動いたします。
- ※店頭バイナリーオプションのレートは、複数の要素に基づく計算値であり、基本的には相対取引でレートは決定されます。そのため、同一条件の店頭バイナリーオプションであっても、その取引レートが取扱金融商品取引業者により異なる場合があります。
- ※重要経済指標の発表前後や参照原資産市場の流動性低下時、各回号の満期前はスプレッドが広がる傾向があります。
購入レート
購入レートはペイアウト額と同額(1,000円)となる場合があります。購入レートが1,000円のときに行う取引は経済合理性を欠くものとなり、この場合、お客様からのご注文を受け付けられません。
18.判定ならびに権利行使
判定レート
満期時間前に最後に更新された原資産価格(当社株価指数CFDのレート)の中間値(MIDレート)のことをいいます。
判定処理
満期時に保有していたオプションに対し、上記の判定価格に基づいて自動的に権利行使・権利消滅が判定されます。権利行使された場合、各回号の満期後に、ペイアウト金額が株価指数バイナリーオプション取引口座に入金されます。
- 1ラダーバイナリーコールオプション
回号終了時点の判定価格が権利行使価格以上の水準となった場合(判定価格≧権利行使価格 の場合)にのみ、ペイアウトの入金処理を行います。権利行使価格未満の水準となった場合にはペイアウト額を受け取ることができません。 - 2ラダーバイナリープットオプション
回号終了時点の判定価格が権利行使価格未満の水準となった場合(判定価格<権利行使価格 の場合)にのみ、ペイアウトの入金処理を行います。権利行使価格以上の水準となった場合にはペイアウト額を受け取ることができません。- ※判定処理が終了し、その損益がお客様の余力として反映されるまでには、数分間いただきますので、予めご了承下さい。
利用する判定レートの提供者
上記の原資産レート(当社株価指数CFDのレート)ならびに判定レートは当社が生成・提供するものとなります。
何らかの理由により、回号終了時に当社が株価指数CFDのレートを取得できなかった場合には、同時点において参照原資産市場で配信される参照原資産レート(BIDレートとASKレートの中間値)を判定レートとして使用します。この場合、日本225については、SGXの参照原資産レートをCMEの参照原資産レートに優先して使用します。
なお、参照原資産市場の流動性の枯渇等により、回号終了時に当社の株価指数CFDレートと参照原資産市場における参照原資産レートのいずれとも取得できなかった場合には、当社が回号終了時刻前に最後に生成したレートで判定を行います。
19.両建取引
両建取引は経済合理性を欠く取引であり、お客様保護の観点から両建取引に該当する注文はお受けできません。以下が両建取引となるパターンとなります。
ラダーオプション
同一の権利行使価格において相場の上昇・下落のオプションを両方購入する。
(別の権利行使価格、別銘柄や別回号の両建は取引可能です。)
20.取引停止事由
参照原資産市場の流動性の低下等によってお客様へのレート提示が困難であると当社が判断した場合、システム障害が発生した場合、または当社の財務の健全性に重大な影響を及ぼすような事態が発生した場合には、開催中の回号を中断する場合や開始前の回号を中止する場合があります。また、天災地変、戦争、政変あるいはカバー先取引先の取引規制等、特殊な状況が発生した場合についても、開催中の回号を中断あるいは開始前の回号を中止することがあります。
21.スリッページ
株価指数バイナリーオプション取引での注文受付は成行注文のみとなっています。お客様の注文は、各回号の開始時刻から終了時刻の2分前までの間、当社の受注サーバに到達した順に受け付けられ、正常に受け付けられた注文については、システム上の注文受付番号順に全数量を約定処理しますが、お客様の端末と当社のサーバとの間の通信時間及び当社サーバでの注文受付後の約定処理時間により、お客様の発注時の画面表示価格と実際の約定価格との間に価格差(これを「スリッページ」といいます。)が発生する場合があります。「スリッページ」は、お客様にとって有利となる場合もあれば、不利となる場合もあります。
成行注文では、発注時にお客様が許容できるスリッページ幅を注文画面上で設定することができます。その場合は、お客様の注文を当社のサーバで受注した時点の配信価格(以下、「基本価格」といいます。)がお客様の発注時の画面表示価格と一致するか、もしくは、お客様があらかじめ設定したスリッページ許容幅の範囲内の価格であれば、お客様の注文は当該基本価格で全数量約定しますが、スリッページ許容幅を超えている場合には、全数量の注文受付が拒否されます。スリッページ許容幅を設定せずに発注することもできますが、相場急変時はスリッページが予想外に拡大する場合がありますので、ご注意ください。なお、基本価格の変動が激しい場合には、スリッページ許容幅の設定の有無にかかわらず、基本価格が有効ではないものとして注文が受け付けられない場合もありますので、あらかじめご了承ください。