CFDはどのような金融商品?取引の特徴や取引コストについて解説!

CFDお役立ちコラム

CFDとは、金・原油のような商品、株価指数、外国株式など、様々な資産に投資することができる金融商品です。
実は投資商品として人気の高いFXもCFDの一種です。
本記事では多様な投資対象に投資ができるCFDについて解説します。

CFDとは何か 

CFDとは「Contract for Difference(差金決済取引)」の略語で、取引を新規で開始した時の価格と決済時の価格との差額のみを受け渡しをする取引を指します。

例えば、現物取引の場合、1株100万円の株を購入するには100万円の資金が必要となり、1株120万円に上昇した際に決済すれば120万円が受け取れます。
この取引をCFDで行った場合、現物の株式のやり取りをするのではなく、売買の差額のみやりとりするため、差額の20万円のみを証券会社と取引を行います。


CFDは様々な商品に投資ができます。代表的な商品は主に以下のようなものがあります。

CFD取引の特徴

CFD取引の主な特徴として、以下の4つが挙げられます。

ここからは、上記の各特徴について詳しく解説していきます。

取引商品が多い

CFDは、世界中の様々な商品の取引ができ、例えば日経225や世界中の株式指数、金銀などの様々な資産に投資ができる金融商品です。
代表的な商品は以下となります。

金スポット

「金スポット」は、外国為替取引のように、ほぼ24時間相対取引が行われているロコ・ロンドン・スポット市場の金価格を参照原資産とするCFDです。値動きは日本225や原油などよりも小さい傾向があり、他のメタル系(銀、銅、プラチナなど)の中でも小さい傾向があることから、取引し易い銘柄と言えます。

WTI原油

原油の価格は、採れた国や産地、あるいは油田によって価格が異なり、主な原油商品はWTI原油や北海ブレンド、ドバイ原油などがあります。
中でもWTI原油は、世界中の原油価格の指標とされており、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で取引されている代表的な原油商品となっています。

日本225

「日本225」は、東京証券取引所プライムに上場する銘柄の中から代表的な225銘柄の株価をもとに算出された指数に連動するように作られています。

取引時間が長い

CFDは取引時間が長く、ほぼ24時間祝日でも取引が可能です。夜間も日本の祝日も取引可能なため、ライフスタイルに合わせて取引ができます。
ただしCFDは銘柄によっては取引時間が異なり、なかには取引時間が短い銘柄もあるため、あらかじめ確認しておきましょう。

レバレッジをかけた取引ができる

レバレッジとは「てこの原理」という意味があり、用意した自己資金よりも大きな金額を取引できる仕組みのことです。レバレッジはCFDの銘柄によって異なりますが、主に5~20倍のレバレッジをかけられます。例えば手元に10万円の証拠金がある場合、レバレッジ10倍の銘柄であれば100万円分の取引が可能です。

証拠金とは取引を行うために必要な担保のようなもので、商品の売買をする際に証券会社へ預け入れる資金のことを指します。

売りからも取引できる

現物取引、CFDいずれも購入時よりも価格が上昇したタイミングで売却すれば利益になります。

しかしCFDは原資産の受け渡しをすることなく、取引開始時と終了時の価格差を決済する(差金決済)という特性上、売りから取引を始めることも可能です。価格が下落すると予測できる場合、売りから取引を始めて、予測した通り下落したタイミングで買い戻しできれば利益を得ることができます。

CFDとほかの金融商品の違い

CFDはFXや先物取引と比較される場合もあります。CFDとFXや先物取引との違いについて見ていきましょう。

CFDとFXの違い

FXとは「Foreign Exchange(外国為替証拠金取引)」のことで、CFDの一種に含まれます。そのためFXもCFDと同じくレバレッジ取引が可能で、売り・買いのいずれからでもリターンが狙えます。

異なるのは、FXは投資対象が通貨であるのに対し、CFDは株価指数や商品、ETF、株式など幅広い投資対象から選択可能な点です。またレバレッジについてはFXが国内の場合25倍(個人)までですが、一般的にCFDは5~20倍と商品ごとに異なります。

【CFDとFXの違い】

CFDFX
投資対象株価指数、商品、ETF、株式通貨
レバレッジ5~20倍程度25倍(国内FX業者の場合)
取引手数料原則無し(ただしスプレッドはある)原則無し(ただしスプレッドはある)

CFDと先物取引の違い

先物取引とは、ある商品(原資産)を将来売買することを約束する取引のことです。あらかじめ売買価格や数量を決めて、約束の日がきたときに、当初定めた条件で売買を行います。

CFDと先物取引は、取扱商品や取引時間のほかにも違いがあります。両者の違いをまとめると以下のとおりです。

【CFDと先物取引の違い】

CFD先物取引
取扱商品数多いCFDと比較すると銘柄が限定されている傾向
(商品取引所は定款等で上場商品を定めている)
取引時ほぼ24時間日中や夜に取引可能だがCFDよりは短い傾向
レバレッジ5~20倍程度10~30倍程度
取引手数料原則なし(ただしスプレッドはある)有り
決済期限無し有り

先物取引のレバレッジは固定されておらず、価格変動などさまざまな理由で決まります。そのためCFDよりも先物取引のほうがレバレッジが大きい傾向があります。

また取引手数料については、CFDは取扱業者によっては無料としている場合もありますが、先物取引では必要です。

さらにCFDでは決済期限が決まっていないため、自身のタイミングで売買することが可能です。一方、先物取引は商品ごとに決済期限が定められています。期限前に決済することもできますが、期限が過ぎると自動的に決済されます(※)。
※金限日先物や白金限日先物を除く。

CFD取引のコスト

CFD取引でかかる代表的なコストは以下の3つです。

ここからは、上記それぞれのコストについて詳しく解説します。

取引手数料

取引手数料とは、CFDを売買する際にかかる手数料のことです。CFD業者ごと、および商品ごとに取引手数料は異なりますが、取引手数料がかからないCFD業者もあります。

スプレッド

スプレッドとは、銘柄ごとの売値と買値の差額のことです。スプレッドはCFD取引の実質的なコストにあたり、スプレッドが狭いほど取引にかかるコストが安く、スプレッドが広いほど取引にかかるコストが高いと考えます。

取引手数料がかからないCFD業者でも、スプレッドによるコストはかかります。

金利調整額(オーバーナイト金利)

株式CFDや金スポット、銀スポットなどの銘柄は、金利調整額の受け払いが発生します。金利調整額(オーバーナイト金利)とは、ポジションを翌営業日に持ち越した場合に生じる金利のことで、CFDのポジションを作る際の対価として生じます。買いポジションを保有して、翌営業日に持ち越すと金利の支払いが発生するのが一般的です。

一方、売りポジションを保有していると金利を受け取れる場合もありますが、銘柄に関連する国の政策金利や、CFD業者の金利によって金利調整額が決まるため、金利を支払う可能性もあります。

なお、買いポジション、売りポジションいずれのケースにおいても、ポジションを持ち越さなければ金利調整額は発生しません。

また金利調整額以外にも、日本225、WTI原油などの銘柄は「価格調整額」、米国株CFDなどの銘柄は「権利調整額」という調整額が発生します。

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まとめ

CFDとは差金決済取引のことで、原資産の受け渡しを行うことなく、取引開始時と終了時の価格差を決済するデリバティブ取引の一種です。CFDは取引できる銘柄が多い、レバレッジをかけられる、取引時間が長い、売りから取引を始めても利益を狙えるという特徴があります。

ただし取引手数料やスプレッド、金利調整額(オーバーナイト金利)といったコストがかかるため、証券会社を選ぶときは、こうしたコストの比較も大切です。
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