FXトレーダーとは?平均年収や向いている方・向いていない方の特徴などを紹介

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FXトレーダーとは?平均年収や向いている方・向いていない方の特徴などを紹介

FXトレーダーとは、異なる2ヵ国の通貨を組み合わせた通貨ペアを取引する人を指します。簡単に言ってしまうと、証券会社や金融機関、FX会社などで専用口座を開設し、リアルトレードを開始した人は全てFXトレーダーになります。
ただ、FXトレーダーにも個人トレーダー、金融トレーダーの区別があり、金融機関に勤めながらトレーダー(ディーラー)業務を行うトレーダーもおり、一般的にはカバーディーラーと呼んだりします。本記事では、FXトレーダーの平均年収やトレーダーに向いている方と向いていない方の特徴などを紹介します。

FXトレーダーとは?

FXトレーダーとは?

FXトレーダーとは、基本的にはFX取引を行う方全般を指します。取引を行う全ての方はトレーダーになりますが、一方でFXの取引のみで生計を立てる方もいます。こういった方々を、専業トレーダーと呼びます。金融機関に勤める中で、カバーディーラー(FX業者などでお客様の取引をカバー先へヘッジさせるディーラー)やプロップディーラー(金融機関の資金を元に自身の相場観で利益を上げ、それが収入となるディーラー)と違い、証券会社や金融機関、FX会社などを通して、取引を行う方々をFXトレーダーと呼びます。

FXトレーダーの平均年収は?

FXトレーダーの平均年収は?

FXトレーダーの平均年収は、個人トレーダーか金融トレーダーかなど、条件によって異なります。個人のFXトレーダーの平均年収(FX取引における収益)は、一般社団法人金融先物取引業協会の「外国為替証拠金取引の取引顧客における金融リテラシーに関する実態調査」によると以下のような結果となります。
(利益を出した人は全体の60.3%)
└利益額が100万円以上:7.5%
└利益額が50万円以上〜100万円未満:7.1%
└利益額が20万円以上〜50万円未満:10.1%
└利益額が20万円未満:35.6%
金融機関に勤めながらトレーダー(ディーラー)業務を行う場合、年収だと500万円〜1,200万円程度で求人が募集されているケースが多く、こちらに関しては完全に職種という形になるので、専業トレーダーとはまた区別されることになります。

専業のFXトレーダーになることは可能?

専業のFXトレーダーになることは可能?

FXトレーダーは多くの場合、会社員や主婦が副業として始めるのに対して、専業のFXトレーダーはFXの利益のみで生活する人を指します。専業のFXトレーダーになることは不可能ではありませんが、FXで安定した利益を出し続けるのは非常に困難です。不安定な特性から、FXで大きな利益を出せていても兼業トレーダーとして会社員も続けるケースも多く、FX取引のみで生計を立てる人は、稀有な存在であると考えられます。

FXトレーダーに向いている方の特徴

FXトレーダーに向いている方の特徴

FXトレーダーに向いている方の特徴としては、トレード自体が上手であることが大前提ですが、感情的にならないというメンタルコントロールができる方、余剰資金があり、生活資金をFX投資に向けない方、勉強や練習が苦にならない方などが一般的には向いていると言われています。

感情的にならない

感情のコントロールは難しく、頭ではわかっていても感情の制御がつかないことが、投資のみならず生活する上でも幾つかあるかと思います。ここで感情的にならず、自身のメンタルケアができる方が投資には向いていると考えられます。冷静でいることも非常に大切ですが、自身のポジションが意図した動きにならない場合、どうしても感情的になってしまうこともありますし、損失が出た場合も感情が乱れることもあります。感情的になってしまうと、マイナスを取り返そうと無茶な取引をしてしまいますし、リスク管理も甘くなってしまいますので、感情をコントロールできる方が、FX投資には向いていると考えられます。

余剰資金がある

FX取引は金融投資の一つであり、損失が発生するリスクがあります。FX口座に入金した資金を全額失ってしまうリスクもあるため、生活に必要な資金ではなく、余剰資金で取引することが大切です。生活に必要な資金で投資を行ってしまうと、精神的に余裕がなくなってしまいますし、上述した感情のコントロールが難しくなってしまいます。あくまで余剰資金で投資ができる方が、FX投資には向いていると考えられます。

練習や勉強が苦にならない

FX初心者であっても、立派なFXトレーダーです。ただ、FX初心者の場合は、FX特有の用語や取引方法などを覚える必要があります。また、FXを取引するためのツールの使い方を覚えるだけでなく、利益を出すために適切なタイミングで売買をする必要もあるため、自身の注文を振り返り、改善していくことも大切です。練習や勉強が苦にならない方は、継続することで着実に損益を改善していける可能性が高いため、練習や勉強が苦にならないは言い過ぎかもしれませんが、練習や勉強が我慢できるという方はFX投資には向いていると考えられます。

経済の動向に興味がある

FX投資を行うには、各国の金融政策・経済政策などと密接に関わりがあります。FXを取引する上で、各国の経済関連の動向に興味があるのは有利であると言えます。経済ニュースを日頃から見ている場合は、相場の変動により反応しやすいと言えるでしょう。ただ、こちらも興味があるというのはハードルが高いですが、経済の動向を確認することが我慢できるというくらいであっても、十分FX投資に向いていると考えられます。

FXトレーダーに向いていない方の特徴

FXトレーダーに向いていない方の特徴としては、上述通り向いている方の特徴の真逆の方になりますが、やはり、感情のコントロールが不得手、練習や勉強することが我慢できないという方はFX投資には向いていないと考えられます。金融投資全般に言えることですが、情報、経験というものは投資においては非常に重要です。この情報、経験を学ぶ姿勢がある方は投資に向いていますし、学ぶ姿勢がないという方は投資に向いていないと考えた方がいいでしょう。

1回も負けたくない

金融投資全般に言えることですが、FX取引で1回も負けずに勝ち続けるのは不可能です。金融投資では、損失をできるだけ抑え、利益を最大化する考え方が大切です。1回も負けたくないという方は、損切りをなかなか実行できず損失が膨らんでいく可能性が高いため、向いていないと考えられるため、通算でプラスにするという意識付けが重要です。

感情的になりやすい

感情的になりやすい方は、損失が出た場合、取り戻そうとして取引数量を通常よりも増やしてリスクの高い取引をしてしまい、さらに損失を出してしまうというケースも考えられます。継続して利益を出すことが難しいため、金融投資には向いていないと考えられます。やはり、投資には感情のコントロールが必要不可欠です。

FXトレーダーになるには?

FXトレーダーになるには?

FXトレーダー(FX投資を始める方)になるには、まずは簡単なステップを踏むといいでしょう。FX口座を開設し、取引を行えば誰でもFXトレーダーになれますが、相場と長く付き合い、通算でプラスを出すようなトレーダーになるには、まず以下のような段階を進みましょう。

FXの勉強を始める

まずは、FXについての勉強を始め、理解を深めましょう。FXの勉強はインターネット上の情報を無料で学べますし、基礎的な情報のみならず、トレーダーの成功体験などのインタビューもありますので、モチベーションアップにも繋がります。ただ、より効率的に理解を深めたい、集中的に勉強したい場合は書籍などを購入するのも検討しましょう。

FXのデモトレードを始める

いきなりリアルトレードを始めるのではなく、デモトレードから始めてみましょう。デモトレードは、文字通り仮想の資金を使って取引の練習ができます。基本的にFX業者はデモトレード環境を用意しているため、ツールの使い方も学べますので、積極的に利用しましょう。

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少額でリアルトレードを始める

デモトレードで売買の感覚をつかみ、利益を出せるようになったら実際にリアルトレードを始めましょう。まずは、少額で失っても問題ない余剰資金を入金することが大切です。デモトレードとリアルトレードは大きく異なり、デモトレードで利益を出せていてもリアルトレードでは利益が継続的に出せないケースもあるため、この点は注意しましょう。取引数量を最小にして、コツコツとリアルトレードでの取引経験を積むことも大切です。

まとめ

FXトレーダーと言っても、様々なカテゴリーがありますが、口座を開設し、取引を開始すれば、誰しもがトレーダーです。ただ、専業トレーダーになるには、相応のリスクもあるため、すぐに専業トレーダーになると考えるのではなく、普段の仕事などを行いながら、副業としてFX投資を始めましょう。
感情のコントロールが、金融投資全般を行う上でも非常に大切になってきます。投資を行う上で、リスク管理は利益を得るとイコールと考えて差し支えありません。無理をせず、コツコツ利益を得た上で、積極的なトレードを行ったり、専業トレーダーになるなどの選択肢を考えましょう。また、金融機関などに勤めてトレーダー(ディーラー)業務をする金融トレーダーもいますので、選択肢として考えるのもいいでしょう。

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