お知らせ
2006年11月9日
平成18年11月9日
GMOインターネット証券株式会社
代表取締役社長 高島 秀行
お客様各位
平素よりGMOインターネット証券をご利用いただき誠にありがとうございます。
9月28日に発生いたしましたシステム障害により、お客様に多大なご迷惑をお掛けし、誠に申し訳ございませんでした。今後の改善策についてご報告をさせていただきます。
今後の改善策について
■バックシステム、およびフロントシステム間のデータ不整合に対する改善策
<事前防止措置>
バックシステムへ二重にデータ転送をしてしまったこと、もしくはこれに類似したことによるデータ不整合を未然に防ぐ対応を講じます。
- 自動化されている業務の処理結果については、システムの運用・保守担当者および業務担当者に通知を行い、処理の成否だけではなく件数等の内容を含めた処理結果を周知し、異常を検知しやすい仕組みを構築します。
- 本番データ処理に関する修正または再処理の際は、複数人でペア作業を行い、クロスチェックを行う体制を設けることにより、同様の障害を予防します。
<事後対策>
バックシステムおよびフロントシステムがデータ不整合を発生させてしまった場合、以下のリカバリ措置を講じます。
- フロントシステムのデータ復旧方法に関してのマニュアルを強化し、知識・情報の共有化を図り、迅速なシステム復旧が可能な体制を構築します。
- バックシステムのデータ不整合を解消するための、オンライン・リカバリー・システム開発を予定しており、現在、バックシステム運用委託先と開発時期を調整しています。
最後に、今回のシステム障害につきまして多大なるご迷惑をお客雅におかけいたしましたこと深く反省し、再びこのようなことがないよう心がける所存でございます。
重ねて、心よりお詫び申し上げます。