お知らせ
2006年11月13日
11月20日より、外国為替証拠金取引【GMO-FX】の証拠金率を5%から1%に引き下げます。
外国為替証拠金取引の特徴の1つに、“レバレッジ”があります。
このレバレッジとはてこの原理を意味し、外貨預金や外貨MMFなどその他の外貨建て金融商品と異なり、実際のお取引額よりも少ない金額を証拠金とし、大きな金額を運用することです。
証拠金率が1%に引き下げられますと委託する証拠金額に比べ大きな金額の外貨の取引ができるためレバレッジを高くかけたお取引が可能となり、期待利益も大きくなりますが、損失可能額も同様に大きくなります。スワップポイントについても同様です。
新証拠金率適用後は最大でレバレッジ100倍のお取引が可能ですが、お客様ご自身で建玉数量や投入資金を調整するなど無理の無い投資を心がけてください。
お取引に際しては、今一度「外国為替証拠金取引説明書」をご確認いただきます様、お願い申し上げます。
「外国為替証拠金取引説明書」 11月18日分取引まで
「外国為替証拠金取引説明書」 11月20日約定分から
必要証拠金 | 維持証拠金 (ロスカット) |
レバレッジ | 証拠金率 | |
変更前 | 60,000円 | 30,000円 | 20倍 | 5% |
変更後 | 12,000円 | 6,000円 | 100倍 | 1% |
※維持証拠金:時価評価総額が維持証拠金を下割るとロスカットとなります。
※米ドル/円が120.00円の時、建玉10,000ドルにかかる必要証拠金、維持証拠金を表示しています。
■ロスカットの計算例
以下の条件で取引を行った場合、約60銭不利な方向に為替レートが変動するとロスカット発生します。
ドル円レート | : | 1$=120円 |
預入証拠金 | : | 120,000円 |
取引数量 | : | 買 100,000 ドル |
約定レート | : | 120.00 |
預け入れた証拠金の余力全てを使ってドル円を買いました。
このとき、必要証拠金は120,000円です。
(必要証拠金=約定レートX取引数量X1%=120.00X100,000X1%=120,000円)
口座の時価評価価値が必要証拠金の50%を下割るとロスカットが発生します。このケースでは維持証拠金は60,000円です。
(維持証拠金=必要証拠金X50%=60,000円)
ドル円の買100,000を保有している場合、レートが1銭円高に振れると1,000円の損失が発生します(100,000X0.01=1,000円)ので、約60銭の円高でロスカットが発生する計算となります。
(119.40-120.00)×100,000ドル=-60,000円
※上記の計算にスワップポイント(金利相当分)は含まれて居りません。
※ロスカットルールは、お客様の損失を限定するためのルールではありますが、外国為替相場の急激な変動によっては、預け入れた証拠金の残額以上の損失が生じる場合があります。