東京証券取引所の市場区分見直しについて(2022年4月4日以降)

お知らせ

2022年3月18日

平素よりGMOクリック証券をご利用いただき誠にありがとうございます。

東京証券取引所において、2022年4月4日に上場株式の市場区分見直しが予定されております。
これに伴い、現在、市場第一部、市場第二部、マザーズ及びJASDAQ(スタンダード・グロース)の4市場区分で構成されていますが、
「プライム市場、スタンダード市場、グロース市場」の3市場区分に変更されます。

市場区分見直しの概要

市場区分見直し

株価指数の見直しについて

株価指数のラインナップが見直されることに伴い、当社の会員ページや取引ツールに掲載している株価指数についても変更を行います。

なお、今回の東証再編によって、日経平均株価の採用銘柄、計算方法について直接変更はありません。

TOPIXについては、東証一部全上場銘柄の株価を元に算出していますが、2022年4月1日時点の構成銘柄については、市場区分再編後の4月4日以降の選択市場に関わらず継続して採用されます。

ただし、市場区分と切り離し、市場代表性に加え投資対象としての機能性の更なる向上のため、2022年10月~2025年1月にかけて、段階的な移行が予定されています。

継続・新設・廃止される株価指数、TOPIX見直しについては、日本取引所グループWEBサイトをご参照ください。

上場基準の見直しについて

各市場区分への新規上場基準と上場維持基準は、原則として共通化されます。

また、上場会社が他の市場区分へ変更する場合には、変更先の市場区分における新規上場基準と同様の基準を改めて満たすことが必要となります。

新市場への移行後に当該市場区分での上場維持基準を充たしていない場合には、改善に向けた取り組みを図ることで当分の間、経過措置として緩和された上場維持基準が適用されます。

新市場の上場基準

市場 プライム市場 スタンダード市場 グロース市場
株主数 800人以上 400人以上 150人以上
流通株式数 2万単位以上 2,000単位以上 1,000単位以上
流通株式時価総額 100億円以上 10億円以上 5億円以上
時価総額 250億円以上
流通株式比率 35%以上 25%以上 25%以上
収益基盤 ・最近2年間の利益合計が25億円以上
・売上高100億円かつ時価総額1,000億円以上
最近1年間の利益が1億円以上
財政状態 純資産50億円以上 純資産が正であること

新市場区分への移行および選択結果について

2022年4月4日の新市場区分への移行に向けて、2021年9月1日から12月30日の期間に上場会社が新市場の選択手続を行います。

上場会社による新市場区分の選択結果については、日本取引所グループWEBサイトをご参照ください。

注意点について

  • お客様が保有されている株式は自動的に新市場区分へ移行され、ご注文にも影響はございません。2022年4月4日を跨いだ日付指定注文も可能です。
  • 2022年4月2日メンテナンス終了以降にログインした場合、一部市場表示が異なる場合がございます。その際はお手数ですがアップデートしていただきますようお願い申し上げます(※1)
  • スクリーニング機能(PCWEB・GMOクリック 株)において、検索条件保存機能(市場区分)に「東証一部、二部、JASDAQ、マザーズ」を設定されている場合、市場区分の選択状態が未選択となりますのであらかじめご了承ください。
  • GMOクリック 株マーケットTOPにて「JASDAQ指数・マザーズ指数・東証二部指数」を設定されている場合、同指数は非表示(※2)となります。改めてお客様ご自身で表示指数の設定を行っていただきますようお願い申し上げます
  • 新設される株価指数のうち「東証プライム市場指数、東証スタンダード市場指数、東証グロース市場指数」のデータ更新日時については、大引け後当日終値での更新となります。
  • (※1)2022年4月3日4:00頃にも自動アップデートを予定しております。
  • (※2)「こちらの指数/銘柄は表示できなくなりました。」と表示されます。また新たに「東証プライム市場指数、東証スタンダード市場指数、東証グロース市場指数」が設定可能な指数として表示されます。

今後とも、GMOクリック証券をご愛顧賜りますようお願い申し上げます。