GMOクリック証券の『日本225』CFD
日本225って何??
GMOクリック証券の日本225は、日本を代表する225社の株価から算出されるシカゴ商業取引所(CME)、シンガポール証券取引所(SGX)に上場された株価指数の先物を参照原資産としたCFDです。
株価指数を対象とした投資商品としては、株価指数先物の他にも株価指数に連動するETFや投資信託などがあります。GMOクリック証券の日本225も株価指数から派生しているという点では、それらと似た商品だと言えます。

日経平均株価とは
日経平均株価とは、日本経済新聞社が算出する日本を代表する株価指数です。
- ●構成銘柄
- 日経平均株価の構成銘柄は、東証1部に上場している銘柄の中から日本経済新聞社が定めている基準をもとに選定した225銘柄から構成されています。
- ●銘柄入れ替え
- 日経平均株価を構成する銘柄は、原則として毎年10月1日に定期的に入れ替えが行われます。また、構成銘柄が倒産や合併によって上場廃止になった時には臨時で見直しが行われることがあります。
- ●値動きの特長
- 日経平均株価は構成銘柄の業種のバランスや算出の方法により、株価の高い銘柄やハイテク関連株の値動きの影響を受けやすいという特長があります。
日本225(株価指数)を取引するメリット
1.分散効果
投資の格言に「卵を一つのかごに入れるな」というものがあります。卵を一つのかごに入れておくと、かごを落としてしまったときに全ての卵が割れてしまうことから、リスク分散の大切さを説いた言葉です。

投資資金の全てを一つの株式に投資している場合、もしも投資先の企業が倒産でもしたら大変なことになってしまいます。一方、株価指数は複数企業の株価を元に計算されているので、仮にその中の一社が倒産や上場廃止という事態になったとしても価値がなくなるようなことはありません。
株価指数に投資するということは、銘柄を分散しリスクを軽減していることになるのです。
2.銘柄を選ぶ手間がいらない
東証には3,000社を超える企業の株が上場されています。その中から取引する銘柄を選ぶことは容易なことではありません。株価指数は、取引所に上場している全ての株式、あるいは特定のグループの株式から算出されています。その動きから株式市場全体や、株式市場を先導するような銘柄の動向を読み取る働きが株価指数にはあるのです。その指数を取引することで、個別の銘柄を選ぶという作業を省くことができるのです。
GMOクリック証券「日本225」のメリット
日本225(CFD) | ミニ日経225先物 | 日経225先物 | |
---|---|---|---|
取引手数料 | 無料 | 1枚あたり37円 | 1枚あたり220円 |
最低必要証拠金 | 約29,000円 | 約194,400円 | 約1,944,000円 |
取引単位 | CFD価格の10倍 | 先物価格の100倍 | 先物価格の1,000倍 |
レバレッジ | 10倍 | 約14倍 | 約14倍 |
※2021/2/8当社調べ
最低必要証拠金額は2021年1月の平均値となります。
最低必要証拠金額は相場の状況や為替レートにより変動します。
1.手数料無料
GMOクリック証券のCFDは、取引手数料無料で取引することができます。また、口座の開設費用や管理費用も無料となっています。
2.取引時間が長い
GMOクリック証券の日本225は、月曜〜金曜の8:30〜翌7:00 (米国夏時間の場合は、8:30〜翌6:00)まで休みなく取引が可能です。そのため、昼休み中や仕事が終わって家に帰ってからも取引することができます。さらに、日本の祝日で証券市場が閉まっている時でもGMOクリック証券の日本225は取引することができます。
【追証の解消期限】
銘柄 | 取引時間 |
日本225(GMOクリック証券) | 8:30〜翌7:00(夏時間の場合は、8:30〜翌6:00) |
日経平均先物(大証) | 日中取引8:45~15:15 ナイトセッション16:30~5:30 |
現物株(東証) | 午前立会9:00~11:30 午後立会12:30~15:00 |
取引時間が長いと何ができるの?
- 時間に制限されることなく、取引ができます
株式市場の昼休み中や先物の取引中断中に決算発表や大きなニュースがでても、日本225の取引時間内であればタイミングを逃さず取引することができます。スマートフォンアプリからもお取引いただけるため、どこにいても安心です。 - 海外の株式市場や夜間の為替の動きを見ながら取引できます
株式の取引をしていると、夜間に海外の株式市場で大きく値が動いても翌日の日本市場では大きく窓を開けて取引が始まってしまい新規の取引がしにくいということがあります。しかし、日本225なら取引時間が長いので、海外の市場の値動きを見ながら取引することができます。
3.日経225先物よりも小額、小さな単位の取引が可能
日経225先物は先物価格の1,000倍、ミニ日経225先物は先物価格の100倍が取引単位となっています。GMOクリック証券の日本225は、それよりも小さい10倍が取引単位のため、先物よりも小さな金額の取引をしたい場合に有効です。また、10倍のレバレッジがあることで、小さな元手で大きな利益を狙うことも可能になります。
(例)日経平均先物が20,000円の時の証拠金計算
日経平均先物の価格が20,000円の時、日本225の価格も20,000円に近い値になります。
日本225の価格が20,000円だとすると、最低単位の価格はCFD価格の10倍なので200,000円になります。
最低単位の価格 = 20,000円(1CFDの価格)×(10倍)= 200,000円
最低単位を取引するのに必要な証拠金は、レバレッジが10倍なので、最低単位の価格の10分の1の20,000円となります。
最低単位の必要証拠金 = 200,000円(最低単位の価格) ÷(10倍)= 20,000円
つまり、20,000円で200,000円分の取引が可能となるのです。
4.限月が無い
GMOクリック証券の日本225には先物のような限月はありません。そのため、先物のように精算日にポジションが解消されてしまったり、取引最終日前に自分で次の限月の商品に乗り換える必要はありません。限月を気にすることなく取引できるのです。
※日本225に限月はありませんが、日本225が参照している先物の限月を交代する際に、先物の期近と期先の価格差によって生じるCFDの評価損益を調整するために価格調整額が発生します。

5.下落局面でも利益を狙える
GMOクリック証券の日本225は売りからも取引を始めることができます。その際に株の信用取引の貸株料のようにコストが発生することもありません。相場が今後下落すると思う時は売りからエントリーして利益を狙うことができるのです。また、株式を保有している際に相場の下落をヘッジするという使い方もできます。株式の空売りのようにアップティックルールなどの規制がないので機動的な取引が可能です。
