終値関与

「終値関与」とは、ある特定の株式の終値を高くまたは安くすることを目的として、立会終了間際に直近価格よりも高いまたは安い価格で終値を形成するような取引を指します。

該当する取引例

  • 立会終了時を含む特定の時間帯において大量の注文を発注する。
  • 当日の(または複数日に渡っての)立会終了時を含む特定の時間帯において反復継続した注文を発注する。
  • 複数日に渡って反復継続した引成注文を発注する。

参考例

Fさんは、ある上場会社株式を大引け間際に、直前の株価が100円であったところ、102円で400株の買い注文を発注し約定しました。
その後、当該株式の売買はなく、Fさん単独の約定で直前値段より高い値段で終値を形成しました。

【ポイント】
立会終了間際や大引けでの売買は違法ではありませんが、終値は新聞やテレビ等の媒体で公表されるほか、担保や時価総額の計算等に使用される重要な値段であるため、終値形成に継続的に関与したり意図的に高く(安く)することは、「相場操縦的行為」として判断される可能性があります。継続的に終値に関与する取引にはご注意ください。

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