米国30
米国30とは
- 公益と不動産を除く業種から、米国を代表する30銘柄の株価で構成された指数を参照したCFD銘柄になります。
- 株式市場を牽引する巨大IT企業で採用されているのはアップルとマイクロソフトです。
- 1928年から30銘柄になっていますが、算出開始当時の銘柄は既にありません。ただ、企業自体の歴史を重んじるため、頻繁な入れ替えがなく、値動きは安定しています。
おことわり
『CFD銘柄大百科』に掲載する情報は、一般的な相場の傾向について解説しており、提供内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
また、『CFD銘柄大百科』は情報提供を目的としているため、実際に投資を行われる際には、本コンテンツの情報に全面的に依拠して投資判断を下すことはお控えいただき、投資に関するご決定はお客様ご自身の判断で行われるようお願いいたします。
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価格変動の要因
上昇要因
- 金利との関係が強く、金利が下がるようであれば株価が上がりやすくなります。
- 人口の増加が米国30の上昇に繋がります。人口が増加すると労働力が増えると共に消費も拡大し、企業利益の拡大に直結するため、経済は上向くと考えられます。
- 米国大統領選挙の年は、アノマリーとして米国30が上昇する傾向になります。
下落要因
- CPI(消費者物価指数)の上昇が根強いインフレ圧力を示すことで、高い政策金利が維持され、景気悪化への懸念から株価が下落する要因となります。
- 中央銀行の利上げ観測があると、借り入れ負担の増加を受けた企業は設備投資を控えるようになり、株価下落の要因になります。
- ロシアのウクライナ侵攻などの地政学リスクが高まる場合、リスク回避の動きとしてリスク資産である株価は下がる傾向にあります。
他のCFD銘柄との連動性
米国S500との相関性が高い
浮き沈みの大きい、金融、ITなどの銘柄があまり含まれていないため、安定した値動きが特徴であることから、米国S500との相関性が高く、良くも悪くも米国経済の好不調や景気動向が連動しています。
イギリス100とも相関性がある
金利との関係の強い銘柄である米国30とイギリス100との相関は高く、利上げ時期、利下げ時期が近いと相関性はさらに上がります。
FXとの連動性
ユーロ/米ドルとの相関性がある
ユーロ/米ドルは、ドルキャリートレード、円キャリートレードとの関係性が深く、自然と米国30との関係性が高くなります。ユーロ/米ドルの上昇は米国30の上昇、下落はその逆となります。
NZドル/円と緩やかな相関関係にある
NZドル/円と日本225、米国30の相関性は緩やかに連動しており、NZドルがソフトコモディティ通貨であることが関係していると考えられます。
参照原資産/取引所
NYダウ先物/CME
CFD取引のリスク
取引所外国為替証拠金取引は、取引対象である通貨の価格の変動により損失が生ずることがあります。また、取引対象である通貨の金利の変動によりスワップポイントが受取りから支払いに転じることもあります。さらに、取引金額がその取引について顧客が預託すべき証拠金の額に比して大きいため、その損失の額が証拠金の額を上回ることがあります。
相場状況の急変により、ビッド価格とアスク価格のスプレッド幅が広くなったり、意図した取引ができない可能性があります。
取引システム又は取引所、金融商品取引業者及び顧客を結ぶ通信回線等が正常に作動しないことにより、注文の発注、執行、確認、取消しなどが行えない可能性があります。
顧客が注文執行後に当該注文に係る契約を解除すること(クーリングオフ)はできません。