ココア

ココアとは

  • チョコレートの原料であるカカオ豆が取引の対象です。
  • 主要な生産国はコートジボワール、ガーナ、インドネシアです。
  • 生産が集中する西アフリカの天候変動により価格が大きく変動します。
  • 主要生産国には政情が不安定な国も多く、これが価格に影響を与えることがあります。

おことわり

『CFD銘柄大百科』に掲載する情報は、一般的な相場の傾向について解説しており、提供内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
また、『CFD銘柄大百科』は情報提供を目的としているため、実際に投資を行われる際には、本コンテンツの情報に全面的に依拠して投資判断を下すことはお控えいただき、投資に関するご決定はお客様ご自身の判断で行われるようお願いいたします。
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価格変動の要因

上昇要因

  • 生産国が集中する西アフリカで干ばつといった気候不順に見舞われると、収穫量が減少し、ココアの価格が上昇します。
  • 生産国の政情不安によりカカオ豆の輸出禁止などの措置が取られると、ココアの価格が高騰します。
  • 世界経済の成長がココア製品の需要を増加させ、供給不足となり価格が上昇します。

下落要因

  • 主要生産国の天候が安定した場合、収穫量が増加しココアの価格が下落します。
  • 経済不況や景気後退が消費者の購買力を低下させ、ココアの需要減少と価格下落に繋がります。
  • チョコレートの代替品となる菓子や食品の需要が増加すると、カカオ豆への需要が減少し、ココアの価格が下落します。

他のCFD銘柄との連動性

金との相関が高い

インフレの変動がコモディティであるココアとの価格に影響を及ぼすため、これらの価格は連動する傾向にあります。

砂糖と緩やかな相関がある

世界経済の変動は農産物価格に影響を与えるため、ココアは砂糖と価格が連動する傾向があります。

FXとの連動性

FXとの連動性は低い

ココアの価格変動は、生産国の天候や政情不安など、独自の要因に大きく左右されます。そのため、FXとの直接的な連動性は低い傾向があります。

参照原資産/取引所

ココア先物/ICE

CFD取引のリスク

取引所外国為替証拠金取引は、取引対象である通貨の価格の変動により損失が生ずることがあります。また、取引対象である通貨の金利の変動によりスワップポイントが受取りから支払いに転じることもあります。さらに、取引金額がその取引について顧客が預託すべき証拠金の額に比して大きいため、その損失の額が証拠金の額を上回ることがあります。

相場状況の急変により、ビッド価格とアスク価格のスプレッド幅が広くなったり、意図した取引ができない可能性があります。

取引システム又は取引所、金融商品取引業者及び顧客を結ぶ通信回線等が正常に作動しないことにより、注文の発注、執行、確認、取消しなどが行えない可能性があります。

顧客が注文執行後に当該注文に係る契約を解除すること(クーリングオフ)はできません。