注文方法

取引ルール

GMOクリック証券FXネオで対応している注文方法について説明します。

スピード注文

スピード注文は、1クリックで即時注文が可能な次世代の注文方法です。
新規・決済・ドテン・同一通貨ペアの全決済注文も1クリックで操作できます。注文スピードとキーボードのショートカット機能を備えた操作の自由度は、過去の取引ツールの常識を一変させる革命的な機能になります。

  • 「スピード注文」の注文種別は成行のみとなります。
  • 決済同時発注指値・逆指値幅は+5pips以上から注文を受け付けます。

スピード注文の詳しい説明はこちらをご参照ください。

成行注文

成行注文は注文価格を指定せず、通貨ペアの別、取引の数量、注文の種類(売買の別)のみ指定する注文方法を指します。
GMOクリック証券では2wayプライス方式を採用しています。売り・買いの双方向のレートが提示され、お客様が売る場合「BID」レートで、買う場合「ASK」レートで取引を行います。

成行注文で表示されるリアルタイムのレートのイメージは図のようになります。(上図はUSDJPYのケース)
BID119.773とはGMOクリック証券がドルを買うレートをお客様に提示しているものです(お客様が売るレート)。
また、ASK119.776とはGMOクリック証券がドルを売るレートをお客様に提示しているものです(お客様が買うレート)。

  • お客様の端末から当社のサーバーまでの通信時間と、当社サーバー内での約定処理時間により、成行注文を出した時に画面で確認したレートと異なるレートで約定する場合があります。これをスリッページと言います。
  • 「許容スリッページ」を設定していただきますと、設定した範囲以上にレートが変化した場合には注文は成立いたしません。
  • 決済同時発注指値・逆指値幅は+5pips以上から注文を受け付けます。

指値注文

指値注文は、お客様が注文価格を指定して発注する注文です。

現在ドル円が120.500円とします。 Aさんはもう少しドルが安くなってから買おうと思い、119円で買いの指値注文を出しました。その後ドルのレートは下がり、Askのレートが119円に達し、Aさんの注文は条件を満たしたので約定しました。

逆指値注文

逆指値注文は、お客様が注文執行のトリガーとなる価格(以下、「トリガー価格」といいます)を指定して発注する注文です。
売り逆指値注文は、基本価格のビッド価格がお客様の指定するトリガー価格と一致またはそれを下回る価格となった時点で当該基本価格を以って全数量を執行し、買い逆指値注文は、基本価格のアスク価格がお客様の指定したトリガー価格と一致またはそれを上回る価格となった時点で当該基本価格を以って全数量を執行します。お客様が指定するトリガー価格と実際の約定価格との間にはスリッページが発生する場合があります。

図A:ドル円のレートが下がり、Bidが119円になりました。119円以下になると成行注文で発注しますので、このとき成行注文として執行され、119円で約定しました。
この注文は、例えば、120円で買った建玉があり、レートが上がれば利益が出ますが、下がってしまうと損失になります。レートが急激に落ちて、損が大きくならないように、あらかじめ119円になったら、売るというような注文を出しておくと、119円より下がってしまったときの損失拡大を防ぎます。

図B:現在ドル円が、119円だとします。今後、120円を上回ったらドル高トレンドが形成されると予想したとします。そこで、チャートの上値を超えたところで買おうと思い、120円で逆指値の買い注文を入れました。予想通り120円になり約定しました。

OCO注文

OCO(オーシーオー)注文は2つの注文を同時に出して、一方が約定したらもう一方が自動的にキャンセルされる注文です。通常は指値注文と逆指値注文を同時に出します。

Aさんは先日ドル円を119円で買いました。現在ドル円は120円に上昇し利益が出ています。Aさんは更にドル円が上昇することを予想する一方、レートが下落することも考え、損失を限定的にしておきたいと考えました。 そこでAさんは121円で利益確定の売り指値注文をした(1)と同時に、119円で売り逆指値注文(2)を出します。
(1)が先に約定すれば(2)が自動的にキャンセルされ、逆に(2)が先に約定すれば(1)はキャンセルされることにより、2重に約定してしまうリスクを回避することができます。

IFD注文

IFD(イフダン)注文は新規注文と決済注文を同時に出すことができ、新規注文が約定後に決済注文が自動的に発注される注文方法です。)

現在ドル円は120円とします。Aさんはドル円の為替レートが短期的には下がるかもしれないが、将来的には121円になると予想しました。為替レートが下がったところで買いたいと思ったので、119円で買いの新規注文を出し、同時に121円で売りの決済注文を出しました。

IFD-OCO注文

IFD-OCO(イフダンオーシーオー)注文は イフダン注文とオーシ−オー注文の両機能を統合したものです。新規注文が約定した場合の決済注文をあらかじめOCO注文で設定することできる便利な注文方法です。

現在ドル円は120.500円とします。Aさんはドル円の為替レートが短期的には下がるかもしれないが、将来的には121円になると予想しました。為替レートが下がったところで買いたいと思ったので、120円で買う方針を固めました。
Aさんは基本的にはドル円が上昇することを予想する一方、予想が外れた場合の事も考慮し、119円で損失限定の注文も同時に発注したいと考えました。
ドル円はAさんの予想通り120円まで下落し新規注文(IFD注文)が約定となり、自動的に決済注文(OCO注文・121円指値売り/119円逆指値売り)が発注されました。その後ドル円は121円まで回復しOCO注文のうち121円指値が約定され、もう一方のOCO注文119円逆指値売りが自動的にキャンセルされました。

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